ここは佐々木譲が開設している備忘録ブログです。日々の暮らしと、本、映画について書いています。


by sasakijo

ストレス性古書購入

早川書房から、異色作家短編集というシリーズが出ている。最初の刊行は昭和四十年代の前半。小振りのお洒落な装丁で、函入りだった。わたしはこのシリーズを二冊、持っている。ジャック・フィニィ『レベル3』と、ロアルド・ダール『キス・キス』。

(『キス・キス』の開高健名義の翻訳は、Amazonでは酷評されている。そんなに悪い訳だったのか)

最近、デュ・モーリアの短編をいくつか英語で読み、彼女の作品をもう少し読みたくなった。異色作家短編集には『破局』という作品集が入っており、これの新装版も出ている。買おう、と思ったのだけど、ちょっと高い。2,100円。古書の値段もあまり新刊と差がない。

このシリーズ、全部揃えてもよいくらいのいいセレクトなのだけれど、この価格ではなあと二の足。ふと思いついて、スーパー源氏で古書を検索してみた。おっと、最初の版12巻揃い5,800円。シリーズ新装版三冊分以下の出費で全巻揃う(もっと高い店もある)。すぐに注文してしまった。二点だぶるのはがまんできる。

書棚に空きができたので、このところ、わたしの現実逃避先はAmazonかスーパー源氏。デスクから離れずに、ストレス性過食のような勢いで本を注文している。大半が古書なので、満足感、充実感の割りには安上がり。書棚の空きスペースを見ると、あと100冊ぐらいは行けそうだ。それだけ買いこんでしまう前に、この地獄を脱していたらよいのだけど。
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by sasakijo | 2009-04-25 00:35 | 日記