ここは佐々木譲が開設している備忘録ブログです。日々の暮らしと、本、映画について書いています。


by sasakijo

来年は芝居づく年

舞台版『笑う警官』公演成功を受けて、来年もお芝居への関わりが続く年になりそうだ。

『笑う警官』演出の高橋征男は、グループ虎(メンバーがみな虎年生まれ)というお芝居制作のユニットの代表格なのだけれど、わたしも一応「座付き小説家」という立場。『新宿のありふれた夜』は、実を言えばグループ虎のために書いた小説なのだ。

『笑う警官』公演が成功だったことで、さっそく高橋征男と次作の打ち合わせ。彼は来年10月、俳優座劇場でオリジナルの芝居を打つのだけど、素材は箱館戦争。スペクタキュラーなお芝居にしたいということで、『五稜郭残党伝・異聞』のような原作を書いてくれないかと打診された。

前にもご案内したとおり、『五稜郭残党伝』は劇団さっぽろが舞台化することになっている。今年は間に合わなかったので、たぶん来年の上演。わたしとしても、箱館戦争をめぐる物語はまだまだ書いてゆきたいと思っている。なのでお芝居の原作として、もうひとつ『箱館戦争異聞』を書き下ろす。日本近代化の理念と精神とを問う物語だ。

最初から舞台的演出を想定する小説なので、もしかすると少しファンタジーの要素が入った作品になるかな。
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by sasakijo | 2009-12-21 14:46 | 日記