ここは佐々木譲が開設している備忘録ブログです。日々の暮らしと、本、映画について書いています。


by sasakijo

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舞台版『五稜郭残党伝』

舞台版『五稜郭残党伝』(劇団さっぽろ)の上演台本が届いた。
8月13日、14日、函館市五稜郭の函館芸術ホールでの公演。

今年はわたしの箱館戦争が素材の作品二本が、たて続けに舞台化されることになる。

もう一本は、何度もご案内してきたけれど、グループ虎の東京・俳優座劇場公演、『婢伝五稜郭』 
10月13日から17日。

こちらは榎本軍に従軍看護婦として参加した女性が主人公。主演は無名塾の樋口泰子さん。

樋口泰子さんは、昨年の舞台版『笑う警官』では小島百合巡査を演じてくれた。今月末発売の朝日新聞『小説トリッパー』に原作前編が掲載されるが、わたしは最初から樋口泰子さんをイメージしてこの主人公を書いている。


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by sasakijo | 2010-05-28 20:33 | 連絡

『天下城』も中国語に

一連の警察小説、大戦三部作に続き、歴史小説『天下城』(新潮文庫)も、中国語(簡体字)訳への翻訳が決まりそうです。
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by sasakijo | 2010-05-27 12:59 | 連絡

放送延期

札幌テレビ放送『どさんこワイド』で、本日佐々木についての紹介レポートが放送されるはずでした。その旨ご案内しておりましたが、これが31日に延びた、という連絡がありました。
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by sasakijo | 2010-05-21 21:29 | 連絡

仕事場初公開

今年2月から、札幌テレビ放送(STV)の報道部が、わたしの生活を断続的に取材していました。

中標津の仕事場の様子(テレビ初取材)、編集さんたちとの打ち合わせ、夕張の仲間たちとの交流、避難場所(初公開)などが取り上げられます。

放送はまず今週5月21日金曜日、「どさんこワイド」の中で短く。18時30分前後。
本篇が5月23日曜日、「D!アンビシャス」、10時55分から。

いわば「地元職人肌作家の生活と意見」というコンセプトのドキュメンタリーとのことです。

長いこと取材を受けていると、その取材者さんたちの前では無防備に素をさらしてしまいます。よれよれのシャツで部屋に掃除機かけ始めたり。もっと格好つけるべきだったと、取材が終わったいまになって後悔しておりますが。
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by sasakijo | 2010-05-16 08:16 | 連絡

庄司紗矢香を聴いた

札幌交響楽団定期演奏会。
庄司紗矢香のモーツァルト、バイオリン協奏曲第5番が素晴らしかった。

開演前に指揮の高関健がMCで、前夜の彼女を絶賛して言った。
「このぐらいの名曲になると、弾けば必ず誰かの演奏に似てしまうものだけど、庄司さんは誰にも似ていません」

じっさいこのポピュラーな曲を、こんなにも緊張感のある、知的な演奏で聴けるとは。終演後、ロビーの売店でCDを2枚購入。

プログラムの最初は、現代曲だった。柴田南雄『シンフォニア』(1960年)
こういうコンセプト重視の曲(というか、コンセプトだけで作られた曲)は、はたして生のオーケストラで聴くべきものなのか、疑問に思う。もしその時代、作曲家の前にマッキントッシュがあったなら、彼は直接その曲を作ってしまったのではないか。ただ、PCも作曲ソフトもない時代は、それをオーケストラのための譜面に起こさねばならなかっただけだろうと思う。
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by sasakijo | 2010-05-15 20:14 | 日記

ようやく真空管アンプ


とうとう真空管アンプを入れた。クラシックのアナログ・レコードを、よりいい音で聴こうと。

アナログ・レコードの音はよい、というのは、CDが登場したときから言われていたことだ。しかし、再生装置が高価なものになる。手軽に聴くなら、CDだった。

ところがこの十年くらいか、低予算でクラシックCDを聴くなら真空管アンプ、と、よく聞くようになった。いっときとちがい、安価な市販真空管アンプも多くなったのだ。

かたいっぽうで、そのCDを聴くという音楽の聴き方自体が、時代後れになりつつあるようだ。音楽は圧縮データをダウンロードしてMP3プレーヤーで聴くというのが、若い世代の一般的な音楽鑑賞スタイルになっている。

わたしはこのMP3プレーヤーで聴く、という方法にどうしてもなじめない。とくにイヤホンで聴くことが。音のよしあし以前に、集中できない(試したことはあるのだ)。

わたしにとって音楽を聴くとは、なによりコンサートに行くこと、であり、次善の策として、コンサート会場に近い音を再現できる機器で聴くことだ。

また本と同様で、好みの音楽については、集めたい、という気持ちが働く。蔵書が読書記録であると同時に自分の表現となるように、音楽の「記録」のライブラリーを豊かにしてゆくことは、音楽を聴くことと一体の喜びだ。ところがデータをダウンロードしてメモリーに蓄積することでは、その喜びはあまり感じられないのではないか。

自分の残り時間を考えると、いまさら新しい記録方式でライブラリーを作り直すのもむなしい。あと15年くらい再生機器がもつなら、わたしは古い記録方式のソフト・ライブラリーを古い技術で聴き続けるので十分だ。わたしにとって、そのことは心地よい。不便でも不都合でもない。

さいわいアナログ・レコードを真空管アンプで聴くことは、いまはけっしてハイエンド・オーディオマニアの贅沢すぎる趣味ではなくなっている。かつては手の出なかった音が、いまは手の届くところにある。

ごく少量ながら、復刻版ソフトのリリースも続いている。さらに今後は、クラシックのLPレコードを手放すひとが増えてくる。ソフト探しでもあまり苦労はしないですむだろう。

というわけで、真空管アンプでアナログ・レコードを聴く、ために環境を整えた次第。期待以上のいい音。正解だった。
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by sasakijo | 2010-05-02 18:34 | 日記