ここは佐々木譲が開設している備忘録ブログです。日々の暮らしと、本、映画について書いています。


by sasakijo

世界中でダウンロード

『サーカスが燃えた』、iPad向けブックカテゴリ無料AppでじわじわDL順位が上がっているそう。現在20位。アプリの販売レポートでは、アメリカほか、ブラジル、カナダ、フランス、イギリス、イタリア、チリ、メキシコでDLされている。もちろんその絶対数は少ないけれども、自分たちは「全世界に」発信したのだという実感。

アプリ紹介サイトはここです。
http://appbox.jp/i/detail/278661/%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%81%8C%E7%87%83%E3%81%88%E3%81%9F;jsessionid=6E668AAA328A846F1A6B3B4AA70B4DFA.abx1?utm_source=appbox&utm_medium=1&utm_content=button
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# by sasakijo | 2010-12-17 18:22 | 連絡
iPad版電子絵本『サーカスが燃えた』が、App Storeで配信となりました。日英二カ国語対応。無料です。

iPadユーザーのみなさま、いますぐダウンロードを。感想もお聞かせください。

電子絵本『サーカスが燃えた』のサポート・サイトはこちらです。
http://www.jpbp.org/
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# by sasakijo | 2010-12-16 15:58 | 連絡
新しい写真アルバムをアップしました。
ホーチミン市マジェスティック・ホテル
http://picasaweb.google.com/JohSasaki/MajesticHotel#

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# by sasakijo | 2010-12-13 12:37 | 広告

iPad版絵本の紹介記事

札幌のクリエーター仲間たちと、iPad版絵本を制作中です。
この絵本についての記事が、読売新聞に掲載されました。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20101130-OYT8T00629.htm

記事には載っていないけれど、
イラストは札幌在住のイラストレーター、佐々木美保さん
クリエーティブ・ディレクションは、(有)シーズ
翻訳は(株)グラデュウス
音楽は、札幌のミュゼット楽団ラ・ゾーヌ

技術面協力と発行は、札幌の雑誌社HAJ


あくまでも表現の実験であり、iPadで何ができるかを試すプロジェクトです。編集者さんの目も通っていません。

べつの言い方をすると、商品としての電子書籍ではなく、手作り展示品です。なので無料配信。

数日中に完成。そのあとApple社の審査を受けて、審査に通ると配信開始ということになります。審査には最低でも2週間かかるそうですが、クリスマスを控えているので遅れるかもしれません。

iPadをお持ちのかた、配信が始まったらぜひダウンロードを。感想も聞かせてください。
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# by sasakijo | 2010-11-30 19:06 | 広告
きょうの宝島社の全5段広告(わたしは朝日新聞朝刊を見た)は、議論を呼ぶことだろう。ヘッドコピー「本屋のない町で私たちは幸せだろうか?」 その下に1行。「宝島社は、電子書籍に反対です」 

この問いかけと、宝島社の宣言の論理的な関係がよくわからない。宝島社は、電子書籍が町の書店を消滅させると主張しているのか?

電子書籍が現実に市場に出てきたのは、Kindle(日本語対応)とiPadが登場した今年だと言ってよいだろう。これ以前の電子書籍は、規模として無視できる。しかし、書店の減少は今年突然起こったのではない。ネットで数字を調べると、こうだ。
1992年 全国書店数22500
2001          20939
2010          14059

電子書籍が存在しないときから、書店は減少していた。とくにこの10年の減少数は多い。本の流通問題を取り上げた佐野真一のルポ『誰が本を殺すのか』刊行は2001年である。書店減少問題はそのころから顕在化していた。つまり電子書籍と書店の減少とのあいだには、まったく因果関係はない。

また日本でインターネット書店が登場したのは、1995年。その年、丸善がネット書店ビジネスに進出し、翌年には紀伊国屋書店がネット書店をオープンさせた。Amazonの日本進出がちょうど10年前の2000年。だからネット書店の成長と書店数の減少とには、強い関係があるだろうとは推定できる。

じっさい北海道の郡部に住んでいたわたしには、ネット書店の品揃えと配達の速さが魅力だった。それまでのように地元の書店に注文してから届くまで2週間から4週間かかっていては、仕事にならない。わたしはネット書店をよく使うようになった。

Amazonが進出してきたとき、書店寄りの(読者、利用者寄りではない)ある文芸評論家が書いた。「本はそんなに急いで読まねばならないか?」 書店に本を注文しても遅い、という読者側の不満を誤りだと主張したのだ。改革努力必要なしと書店を擁護したつもりだったのだろうけれど、結果はどうだったろう。

注文に即時対応できるシステムの構築が遅れたせいで、とくに郡部の書店で客が消えたのではないか。この流通上の問題を「問題」とも認識しなかったひとたちに、この事態の責任はないか。

郡部の書店には大打撃だったろうが、しかしネット書店は本の流通を活性化させたことも確実なはずだ。本の寿命は長くなり、いわゆるロングテール現象が生まれた。レビューが蓄積されてゆくことで、本の評価を知りやすくなった。古書も探しやすく、買いやすくなった。新刊の売り上げと書店数は減少しても、古書を含めた本の流通量、流通額は、ネット書店登場後、むしろ増加しているはずである。

神田神保町の様子を考えてみてもいい。厳松堂の閉店は衝撃的なニュースだけれど、この10年、あの町には新しい古書店のオープンが続いている。書店数が増え、集積度が高まって、本の町として年ごとに魅力は大きなものになっている。本の読者がそれほどに減り、本が「売れていない」としたら、神田神保町のあの活況を説明することはできまい。

またどんな産業のどの業種にも盛衰はある。印刷技術のこの40年を考えてみても、活版から写植、電算写植、DTPへと革新が続いたことで、この間に転業、転職、廃業を余儀なくされた人々は少なくなかったはずだ。なのに出版流通だけが、変わらないでいられるはずもない。

町から書店を失わせるものは、(いま世の中に出てきたばかりの)電子書籍ではない。電子書籍を憎んで背を向けたところで、事態は改善しない。宝島社はいま「本屋のない町で私たちは幸せだろうか」と問うよりも、10年前に「私たちはどんな本屋のある町なら幸せか」と問うべきだったのではないか。

わたしは本が好きだということで人後に落ちないし、いい書店と、いい書店のある町を愛する。しかし同時に電子書籍の可能性にも期待するし、それが広げる表現の世界にも関わってみたいと願っている。本・書店、と電子書籍とは対立するものではない。電子書籍が完全に本にとって代わるとも思わない。

宝島社、ずれてる、と評価されることは心配ではないか。明日の株価(上場していた?)はどうなるだろう。
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# by sasakijo | 2010-11-17 00:06 | 日記

こっちのジャックも

仕事の合間に、テレビ・シリーズ『WITHOUT A TRACE / FBI失踪者を追え!』ファースト・シーズンを観てしまった。FBIニューヨーク支局の中の失踪者特捜班(架空の組織)の活躍を描くもの。

最終話は、911の後遺症をめぐる物語で、「人質立てこもり犯罪」が素材。前後二回に分けられた長編だ。そのひとつ前のエピソードはFBI内部監察の物語で、それまでのエピソード中、観客にも違和感のあったチーフによる捜査指揮の検証。

最初に書いてしまうと、アメリカ司法捜査員の「ジャック」は、どうして誰も彼もそう簡単に部下の女性とできてしまうんだ?という印象だ。ストレスの多い職場で、それはたぶん実際に多いことなのだろうけど。

失踪、誘拐のバリエーションが手を替え品を替えて提示される。アメリカの場合、911のみならずベトナム戦争までも、いまにつながる事件の背景として使える(視聴者の側に、認識の共有がある)。日本で同様のシリーズを作ろうとしても、バリエーションはさほど豊かなものにならないだろう。

ファースト・シーズンの全エピソードを見たが、ボスのジャック・マローン(アンソニー・ラパグリア)には、ついぞ格好よさを感じられない。捜査指揮に特別のきらめきがあるわけでもない。チーム掌握のしかたも凡庸だ。家庭不和について愚痴を言いすぎる。

俳優のせいかもしれない。役者がちがうと、彼の印象はがらりと変わったのではないかという気もするのだが。

セカンド・シーズンを観る前に、つぎはFBIの行動分析課(プロファイリング・チーム?)が主人公の『CRIMINAL MINDS』にかかろう。
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# by sasakijo | 2010-11-13 09:33 | 日記

お申し込みください

札幌一箱古本市での河上進さんとのトークショーが近づきました。ご来場70名限定の対談ですが、少し席に余裕があるようです。お申し込みをお急ぎください。13日土曜日、午後2時からです。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/

この場では、12月配信を目指しているiPad版絵本の一部をご覧に入れます。わたしが札幌のクリエーターさんたちと組んで作成、配信するもの。『サーカスが燃えた The Circus Fire』 この絵本のテキスト(日本語・英語)も配ります。

また、去年わたしは外国での文学シンポジウムなどに行くときに使おうと、英文の小冊子を自分で作りました。札幌を舞台にした2本の短編の英訳を収めたものです。『Two Short Stories of Sapporo』 非売品です。これをご来場の方全員に差し上げます。

あ、ヤフー・オークション狙いのサイン会常連さんはご遠慮ください。
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# by sasakijo | 2010-11-12 00:06 | 連絡

絵本をiPad配信します

夏から進めていたiPad配信、絵本制作プロジェクトの打合せ。札幌のイラストレーター佐々木美保さんの絵がほぼ完成。あとは、テキストの読ませかたなどを微調整。

わたしはテキストの提供と、要所要所でのコンセプトの確認のみという関わりかた。クリエイティブ・ディレクションは札幌のプロダクション、シーズにお任せした。技術的な部分は札幌の某雑誌社の協力(完成時に公表します)。

このiPad配信絵本は、11月末ごろには完成、アップできそうだ。およそ2週間のAppleの審査期間を経て、12月上旬か半ばには、全世界配信となるだろう(日英二カ国語対応)。無料配信です。

この絵本(いわばβ版)を、今週土曜日の一箱古本市のトークショーで、本好きのみなさんに見てもらうことを考えた。パワーポイントが使える機材を用意できれば、プレゼンテーション可能。明日、主催者さんと打合せよう。

このプロジェクトは、話題のiPad配信に興味をもったさまざまな分野の専門家たちによる「表現の可能性を探る」実験。翻訳家さんやミュージシャンさんたちも加わっている。全員がボランティア参加。関わりながらiPad配信(というか、電子書籍)への認識を深め、技術や表現のノウハウを試していった。

このiPad配信の場合、サービス・サイト(本の場合の奥付に当たるもの。操作マニュアルを兼ねる)の設置が義務なので、そのための独自ドメインまで持ってしまった。これ一作で終わらせるのは、惜しくなってきたな。
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# by sasakijo | 2010-11-10 22:51 | 日記

ファクス不調です

佐々木のファクス・マシンがどうやら寿命となったようです。
早急に新しい機器を入れますので、ファクス送信は来週月曜日(11月15日)あたりまでお控えください。
よろしく。
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# by sasakijo | 2010-11-10 16:37 | 連絡

札幌でも一箱古本市

東京・谷根千から始まった一箱古本市が、札幌でも来月14日開催されます。

詳しくはこの市の提唱者、河上進(南陀楼綾繁)さんのブログをご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/kawasusu/20101021
わたしも前日13日は札幌に出て、河上進さんとトークショー。本や出版についてあれこれ語ります。

全道各地で地域イベントを企画している方や、担っている方々にも興味深いイベントかと思います。
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# by sasakijo | 2010-10-21 20:53 | 連絡